ボウナ(ヨブスマソウ)
早春、雪が解けてまもなく紫をおびた芽をだす。
陽射しがつよくなって15〜20cmにのびるころには、葉も開きはじめ綺麗な緑色のヨブスマソウが林床に目立つようになる。あまり葉の開いていない太目のものを摘んできて、さっそく油炒めにしていただく。
【油炒め】

さっと水洗いして長さを切りそろえ、塩を一つまみ入れた熱湯にいれると、緑がいっそう際立つ。
すぐに冷水にとって1時間ほど水にさらし、あく抜きをする。苦味をすくなくしたい時は長くさらすか、米のとぎ汁であく抜きしてもいい。
水にさらしたものを水切りして、そのままサラダ油などで炒め、醤油と砂糖で味付けする。カツブシやだし、調味料をいれて好みの味に仕上げる。
冷蔵庫で冷やして味がなじむと美味しくなる。