ボウナ、ボンナ、ドウナ、ホナコ(ヨブスマソウ キク科) 春の山菜
[生えている場所] 山地の森林、原野
2mにもなる茎に、三角形の大きい葉が特徴的な多年草で、沢沿いの肥よくな場所に群生する。独特の苦味があるが、おひたしやゴマあえ、天ぷら、漬物などにしても美味しい。
茎が堅くなっても花が咲くまでは、上部の葉は柔らかい。

[食べられる部分] 若い茎や葉
[味のポイント]
苦味を生かして、炒め物などにいれると、他の素材のうまみが引き立ち、いままでと少し違った味付けを楽しむことができる。
[調理の仕方]
苦味があるといっても、あく抜きをするほどでもなく、そのまま好みの料理に使う。
[チャーハン]
柔らかい茎や葉を細かく刻んで、他の野菜などと油でいためてチャーハンの具にする。油と相性がよく、全体に甘味がまして美味しい逸品ができる。
[おにぎり]
茎の上の方の、大きい葉を洗って、おおめの塩で漬け込んで保存する。塩を流して、おにぎりを包む。